海のフィールドワーク安全マニュアル

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活動別の注意点

水辺活動としては、近年特に新しい用具・道具の開発や改良によって多種多様な活動が展開されるようになってきました。それらを分類する方式の一つとして、主として体力・技能による身体資源の活用を基本とした活動(第一次)、専門的な用具道具を使いこなすことを基本とした活動(第二次)、動力を伴った用具道具を用いる活動(第三次)と分類する方式があります。

野外スポーツ 第一次段階 第二次段階 第三次段階
活動方法 特殊な用具・道具を使用せず、主に身体的資質と能力のもとに活動する。 特殊な用具・道具を使用せず、主に身体的資質と能力のもとに活動する。
専門的な用具・道具を使いこなすことによって活動する。
動力を伴う用具・道具を使いこなすことによって活動する。
ねらい 自然のエネルギーや変化について直接的に体感することを通し、自己の能力や限界について把握する。 自己の能力を補い、効果的に用具や道具を使用することで活動範囲を拡大し、安全な活動に役立てる。 行動範囲の拡大と活動の効率性に資するために用具・道具を用い、主に安全管理面での資質向上に役立てる。

これら多種多様な活動種目から、活動環境、用具道具、指導能力、ねらい、気象・天候などに応じて選択し、プログラムとして位置付けてゆくことになります。いずれの活動においても基本は安全管理ですが、1) 環境特性からみた安全管理、2) 活動特性からみた安全管理、3) 人的特性からみた安全管理、以上三つの観点から常にチェックすることが重要です。

また、これらの活動は相互に共通性や関連性を有していますが、それぞれに独立した知識と技術を伴うものであり、各種目の専門的指導者から指導を受けることが重要です。

特に近年、第一次段階の種目を甘く見て、事故につながってしまう事例が多く見受けられます。例えば、スノーケリングや釣りや海水浴等は、簡便さもあり参加人口も多くなっていますが、安全に楽しく活動するためには、何れの種目も基本的な専門知識・技術が必要です。簡便といっても自然での活動ですから、海を甘く見ないで、専門的指導を受けるようにしましょう。


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