海のフィールドワーク安全マニュアル

印刷用PDFをダウンロード

実施場所におけるルールとマナー

「海はみんなのもの」という理解が、基本的にはあります。しかしそれらの海を生活の場、産業の場、交通の場として日々かかわり合いながら暮らしている人々がいます。当然そこには共同生活や共同利用を円滑に進めるための様々な規則やきまりが存在しています。

マリンスポーツで利用する範囲は、比較的陸に近い所また浅い場所に限られていますから、それ程多くの規則が関係してくる訳ではありません。しかし海での活動範囲が広がるにつれ、様々な規則や法律を知る必要が出てきます。そして海の面白いところは、陸地と違ってそれらが国際的にも共通する必要性があるところです。

ここでは、スノーケリングに関係する法律として「漁業法」の一部を紹介しましょう。そこでは「非漁民に許された漁法」という項目で釣りをはじめとするいくつかの漁法が規定されています。また捕獲禁止の種類や期間について定めた項目もあり、詳しくは地域ごとの漁業調整規則によって定められています。スノーケリングは、海中生物の観察を目的とする活動であり採取することは全く考えませんが、これらの法律に抵触するような行為は厳につつしむ必要があります。

これら海での決まりやマナーは、基本的には事故防止と環境保全をねらいとした観点から定められているものであり、法律について細かなところまでの理解が行き届かない場合には、地球の一員として全員がお互いにいつまでも安全で快適に海を楽しめる上で必要とされる行動を心掛けるように務めれば問題はありません。そして一番身近に知る方法としては、地元の漁師さんや宿の人に詳しく話を聞くことです。そうすることによって益々コミュニケーションが広がり、スノーケリングの内容も充実することでしょう。

海上での緊急連絡として、海上保安庁に繋がる「118番」の電話番号が新しく設けられました。「110番」、「119番」と共に、いざという時には役立つ電話番号です。防水パックに入れた携帯電話を持参することはとても重要なことです。しかし海での行動の原則は、自己責任にあることを常に念頭にし、無理のない節度ある行動を忘れないようにしましょう。そして日々海を守り育ててくれている人々の存在に気づき、感謝の気持ちを忘れないようにしたいものです。


PAGE TOP
このサイトについて
リンク集
サイトマップ
Copyright(C) 2011 しまね海の自然体験活動教育研究会