海のフィールドワーク安全マニュアル

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参加者および保護者に対する指導説明

余暇時代・生涯学習社会は、全ての人々に水辺活動の機会を提供する上で絶好の背景となります。そこには子どもから青年、大人、そして高齢者までの多様な世代にまたがる愛好者を育成する場面が発生します。そして当然のことながら、対象となる参加者の特性に応じた指導を展開してゆくことが指導者には求められることとなります。一般的には、(1)学習の目的、(2)体力的特性、(3)学習の素地、に応じた指導方法の区別がなされることが必要となりますが、ここでは特に子どもを対象とした場合についてその要点を上げます。また、子どもを対象とする場合には、事前説明会を開催し保護者に対しても活動内容や指導方針について理解を得ることも重要になります。

<子どもを指導する場合のポイント>
子どもの欲求はどこにあるのか。
その欲求を満たすためには、段階的にどのような目標を設定するのか。
段階の設定は、可能な限り小刻みに。
子どもに、その目標を受け入れられる素地はあるのか。
指導は子どもの目の高さで、ただし意識は常に高いレベルから。
時には余裕を持ってフィードバックしながら。
許せる範囲と許せない範囲の明確な区別。
集団との関係の中にも、Person to Personなコミュニケーション。
子どもにも、子どもの立場と自尊心。(自分自身で考える機会)
失敗体験よりも成功体験。(やりとげたことの確認)
自ら進んで取り組めるような状況設定。
最大のパワーは、暖かい眼差しと包容力。

また水中では、陸上でのハンディを無くしたり緩やかなものにする特性があることから、陸上では運動嫌いだった子どもが生き生きとした表情を見せることも珍しくありません。同様に、障害者の人々にもケースによってはハンディを忘れさせるような体験を味わうことも可能とされています。指導力を高めることにより、世代の区別のみならず、幅広い対象者に応じた適切な指導を展開し、一人でも多くのマリンスポーツ愛好者の育成に努力したいものです。


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